グルーヴィタイム（ルミナスグルーヴの１３）　第５戦


キャロットクラブ出資愛馬第２７号は、好調ハービンジャー産駒の馬。

父ハービンジャーは晩成血統と思われたが、初年度産駒が２歳戦から活躍。特に我が愛馬クラージュシチーは未勝利戦で１０馬身差をつけて圧勝。大物感が窺えた。このまま産駒が走り続ければハービンジャーの種付料は高騰し、小口の私としてはやがて手が届かなくなるだろう。安価な今が買い時と判断。

また、母は未勝利馬ながら祖母に名牝エアグルーヴを持つ良血。馬体は良く思えなかったハープスターがあれだけ活躍したように、やはり血のなせる業は大きい。その良血の母の産駒が牡馬で募集価格２０００万円とくれば、どう考えてもお買い得。母が未勝利馬だったこと、１月生まれなのに明らかに小柄なことなどからこの値付けと思われるが、総じて非常に魅力的な馬。

今後の成長力次第ながら、２つ３つは勝って欲しい。

初戦は事前の調教で同じ２歳馬相手に千切られまくりどうなることかと思ったが、出遅れながらもスローペースで不利な展開にもかかわらず最速上がりで直線だけで８頭をごぼう抜きで５着と掲示板を確保。

素質は感じられたし、これなら勝ち上がれそう。

しかし、２戦目は他馬に擦られて掛かってしまいというのはわかるが、早々に手応えがなくなり失速。３戦目はスタートではスピード負けでボジションが取れず、直線も早々に手応えがなくなりと１２着大敗。全く良いところがなかった。

時期も時期だし成長を感じることが出来ず、もはやこれまでかと思われた前走は二の脚がつかず最後方からの競馬になるも勝ち馬から僅か０秒３差、３着馬からはクビ、クビ、クビ差の６着と大健闘！！勝ち馬の時計が競馬ブックの推定勝ちタイムだったように水準級の時計のレースでそこから僅差。しかも直線で前の馬が垂れてきて切り返すロスも。

これで希望の光が見えて来た。もちろん、道中はラチ沿い、直線も内を突いての全体的にはロスの少ない内容で過大評価は出来ないが、取りあえず嬉しい。


前走後、毎度のパターンだが馬体に大きな傷みなどないものの、優先権を確保できなかったので５月３日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

５月２８日に栗東トレセンに帰厩しました。

６月１９日　阪神３Ｒ　３歳未勝利　芝１４００ｍ　混合に出馬投票するも非抽選除外。

除外の可能性も否めない中、鞍上は前走同様松若風馬騎手を確保。

フルゲート１８頭のところ想定数は２５頭。想定段階では最後の１枠を２頭で争う抽選対象。信頼できるクラブ公式ＨＰでも”除外の可能性有Ｂ”のジャッジ。

結局想定外から節を持っている馬に割り込まれ抽選にもならず除外。次週以降に仕切り直しに。


続いて未勝利戦としては最後の芝１４００ｍとなる７月３日　中京３Ｒ　３歳未勝利　芝１４００ｍ　混合に出馬投票。

フルゲート１８頭のところに想定数は３６頭。想定表では、グルーヴィタイムは出走順位１９番目で非抽選の除外対象。しかも同率１９番手が５頭もおり仮に上位の馬が１頭回避したとしても５分の１の当選確率の抽選でほぼ入るのは無理。信頼できるクラブ公式ＨＰでは”除外の可能性有Ｂ”のジャッジと言う中、松若風馬騎手で出馬投票も非抽選除外。

こればかりは仕方がない。ここでそこがダメならダートなどと無理矢理他のレースに出さないのは有り難い。


３歳未勝利戦としては芝１４００ｍの番組はなくなってしまったので次にグルーヴィに合うであろう７月９日　中京４Ｒ　３歳未勝利　芝１６００ｍに出走！！

フルゲート１６頭のところに想定数は２５頭。グルーヴィタイムは出走順位１５番目でようやく出走に漕ぎ着けそう。

結局１６頭で確定。

鞍上は除外の２回も含めて、グルーヴィの為に体を空けていてくれた松若風馬騎手で期待は大きい。


６着／１０番人気。

大外から素晴らしい脚で上がってくるものの、５着馬をハナ差捉えられず６着。うーーーん、ほんのわずかな差で優先出走権を逃してしまいこの時期としては痛恨。

レース回顧と時計の分析、レース後の松若風馬騎手と西村真幸調教師のコメントを掲載。

タテヤマ様撮影現地写真掲載。

（２０１６年７月１３日完結）

２０１６年５月９日立ち上げ

• ●前走後、毎度のパターンだが馬体に大きな傷みなどないものの、優先権を確保できなかったので５月３日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました
• これ以降は２０１６年５月３０日に作成
• ●５月２８日に栗東トレセンに帰厩しました
• これ以降は２０１６年６月１６日に作成
• ●気になる出馬想定表（６月１９日　阪神３Ｒ）
• これ以降は２０１６年６月１７日に作成
• ●予定通り６月１９日　阪神３Ｒに出馬投票するも非抽選除外
• これ以降は２０１６年６月３０日に作成
• ●気になる出馬想定表（７月３日　中京３Ｒ）
• これ以降は２０１６年７月４日に作成
• ●予定通り７月３日　中京３Ｒに出馬投票も非抽選除外
• これ以降は２０１６年７月７日に作成
• ●追い切り情報（７月７日更新）
• ●気になる出馬想定表（７月９日　中京４Ｒ）
• ●出馬確定表
• ●中京芝１６００ｍコース解説
• ●騎手は松若風馬騎手　ほっさん評価「Ｃ」
• これ以降は２０１６年７月８日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• これ以降は２０１６年７月１３日に作成
• ●パドック
• ●本馬場入場
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●今後の展望
• ●最後に

●前走後、毎度のパターンだが馬体に大きな傷みなどないものの、優先権を確保できなかったので５月３日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました

　我らが愛馬グルーヴィタイムの初戦は、事前の調教で同じ２歳馬相手に千切られまくりどうなることかと心配しましたが、出遅れながらスローペースで不利な展開にもかかわらず最速上がりで直線だけで８頭をごぼう抜きにし５着と掲示板を確保してくれました。素質は感じられましたし、これなら勝ち上がれそうと安心しました。

　しかし、２戦目は他馬に擦られて掛かってしまいというのはわかるのですが、早々に手応えがなくなり失速してしまいます。３戦目はスタートではスピード負けでボジションが取れず、直線も早々に手応えがなくなりと１２着大敗。全く良いところがありませんでした。

　時期も時期ですし成長を感じることが出来ず、もはやこれまでかと思われた前走は、二の脚がつかず最後方からの競馬になりますが、勝ち馬から僅か０秒３差、３着馬からはクビ、クビ、クビ差の６着と大健闘！！勝ち馬の時計が競馬ブックの推定勝ちタイムだったように水準級の時計のレースでそこから僅差。しかも直線で前の馬が垂れてきて切り返すロスもありました。

　前走の好走で勝ち上がりに対し希望の光が見えて来ました。もちろん、前走は道中はラチ沿い、直線も内を突いての全体的にはロスの少ない内容で過大評価は出来ません。しかし、取りあえず嬉しいですね。


　前走後、毎度のパターンですが馬体に大きな傷みなどないものの、優先権を確保できなかったので節を空ける為５月３日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

これ以降は２０１６年５月３０日に作成

●５月２８日に栗東トレセンに帰厩しました

　５月３０日に臨時更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告によりますと、５月３日から節を空ける為にノーザンファームしがらきへ放牧に出されていたグルーヴィタイムが５月２８日に栗東トレセンに帰厩したということです。

　このタイミングですと早くて１１日、１２日の週ですね。しかし、この週は芝１４００ｍの番組はありませんから１９日の芝１４００ｍが本線でしょうか。

これ以降は２０１６年６月１６日に作成

●気になる出馬想定表（６月１９日　阪神３Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１８頭のところに現在２５頭出馬想定されています。想定表ですと、グルーヴィタイムは最後の１８番目の枠を２頭で争う２分の１の抽選対象です。信頼できるクラブ公式ＨＰでは”除外の可能性有Ｂ”のジャッジです。

これ以降は２０１６年６月１７日に作成

●予定通り６月１９日　阪神３Ｒに出馬投票するも非抽選除外

　松若風馬騎手確保で予定通り６月１９日の阪神３Ｒに出馬投票したグルーヴィタイム。そこそこ節があるものの想定段階では出走順位１８番手（同率２頭）で、最後の１枠を２頭で争う形でした。

　結局、懸念していた通り、他のグルーヴィタイムよりも節を持っている馬に割り込まれ、抽選対象にもならず非抽選除外となりました。

　次週にスライドということですが、次週は芝なら１６００ｍか１８００ｍ戦しかありませんし、７月３日の中京３Ｒの芝１４００ｍに向かうのではないでしょうか。それとも状態が良いので距離延長で次週行きますか？私個人は中京の芝１４００ｍの方が良いと思いますが。

これ以降は２０１６年６月３０日に作成

●気になる出馬想定表（７月３日　中京３Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１８頭のところに３６頭が出馬想定されています。想定表ですと、グルーヴィタイムは出走順位１９番目で非抽選の除外対象です。しかも同率１９番手が５頭もいますから仮に上位の馬が１頭回避したとしても５分の１の当選確率の抽選ですしほぼ入るのは無理ですね。信頼できるクラブ公式ＨＰでは”除外の可能性有Ｂ”のジャッジです。

これ以降は２０１６年７月４日に作成

●予定通り７月３日　中京３Ｒに出馬投票も非抽選除外

　グルーヴィタイムは予定通り７月３日の中京３Ｒに出馬投票しましたが、抽選対象にもならず、非抽選除外となりました。

　調教師の中には馬房の回転の為か、それならダートのフルゲート割れをしている別のレースに再投票して、なんて言う方もいらっしゃいますが、西村真幸先生はそれをやらないので有り難いですね。現状、この馬がダートに出てもますます結果が悪くなるだけだと思います。

　今回の７月３日の中京３Ｒも狙いとしては最もベストでしたし、結果的に出走は出来ませんでしたが、適切にやっていただいているので調教師に対して不満はありません。

　しかし、そろそろ２度の除外でコズミが心配ですし、次週は出走させるのではないでしょうか。となると、７月９日　中京４Ｒ　３歳未勝利　芝１６００ｍが最有力と思われます。

これ以降は２０１６年７月７日に作成

●追い切り情報（７月７日更新）

前走前　４月２７日　栗東坂路　良馬場　末強めに追う
１回
助手
４Ｆ　５７．０
３Ｆ　４０．３
２Ｆ　２５．９
１Ｆ　１２．９



６月１日　栗東坂路　良馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５７．７
３Ｆ　４０．４
２Ｆ　２５．２
１Ｆ　１２．３
ハンズスミス（２歳新馬）強めを０．４秒先行０．２秒遅れ


６月５日　栗東坂路　重馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　５８．２
３Ｆ　４１．４
２Ｆ　２６．３
１Ｆ　１２．６
クインズサリナ（２歳新馬）馬なりを０．４秒追走０．２秒遅れ


６月８日　栗東坂路　重馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５５．３
３Ｆ　３９．６
２Ｆ　２５．２
１Ｆ　１２．４
ヴォージュ（古馬５００万下）馬なりを０．１秒先行同入


６月１１日　栗東坂路　良馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５４．９
３Ｆ　３８．８
２Ｆ　２５．３
１Ｆ　１３．０
ヴォージュ（古馬５００万下）馬なりを１．３秒追走０．２秒遅れ


６月１４日　栗東坂路　重馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　６２．８
３Ｆ　４５．４
２Ｆ　２９．１
１Ｆ　１４．２


６月１５日　栗東坂路　稍重馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　５５．４
３Ｆ　３９．７
２Ｆ　２５．９
１Ｆ　１２．６
ハンズスミス（２歳未勝利）末強めを１．５秒追走同入


６月１９日　栗東坂路　良馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　６４．５
３Ｆ　４５．４
２Ｆ　２９．０
１Ｆ　１３．９


６月２２日　栗東坂路　重馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５６．１
３Ｆ　４０．１
２Ｆ　２６．１
１Ｆ　１２．９


６月２５日　栗東坂路　不良馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　６１．２
３Ｆ　４３．８
２Ｆ　２６．９
１Ｆ　１２．９


６月２９日　栗東坂路　重馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５８．６
３Ｆ　４０．７
２Ｆ　２５．８
１Ｆ　１２．４
コメットシーカー（古馬５００万下）馬なりを１．３秒先行クビ遅れ


７月１日　栗東坂路　稍重馬場　馬なり余力
１回
西村真幸調教師
４Ｆ　５８．１
３Ｆ　４１．０
２Ｆ　２６．６
１Ｆ　１３．３


７月６日　栗東坂路　稍重馬場　馬なり余力
１回
西村真幸調教師
４Ｆ　５５．４
３Ｆ　３９．０
２Ｆ　２５．５
１Ｆ　１２．９

　６月１日、２歳の新馬を相手に先行して遅れを取っているということで、正直物足りないですが、上がりが１２秒３ですから、いくら全体の時計が遅めだと言っても、これ以上はなかなか無理ですよね。ということで、終いまでしっかりと伸びて良い動きだと思います。
　デイリー馬三郎では”好気配Ｂ”とやはり高評価を頂戴しております。
　以下は６月２日に更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「先週土曜日に無事帰厩し、順調に乗り出しています。水曜日は坂路で併せて追い切りました。もともと追い切りはあまり動かないタイプですが、終いしっかりとやって１２秒３ならいい内容でしょう。追い切り後に他馬に膝を蹴られてしまったため、獣医にしっかりと診てもらって今日一日だけ軽い運動程度で様子を見ました。ヒヤっとしましたが、幸い歩様は問題なく、このまま進めていける見通しです。目標を３週目の１４００ｍに置いているので、徐々にピッチを上げて行ければと思っています」（西村師）１９日の阪神競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）を目標にしています。
　ということで私の予想通りグルーヴィタイムの次走は６月１９日　阪神３Ｒ　３歳未勝利　芝１４００ｍ　混合　定量を予定ということです。このレースで仮に優先権を取ったとしてももう芝１４００ｍの未勝利戦は中京、小倉にはありません。北海道にもこの条件はありませんしブロック制で関東に出走できるわけがないですから本当に最後の番組です。ここで決めたいですね。相手も揃うんでしょうね。
　それにしても追い切り後に他馬に脚を蹴られるなんて不注意ですよね。こんなので治療期間がかかって引退にでもなったらどうするつもりだったんでしょうね。もう少し距離を空けるか何かして安全対策を講じていただかないと。

　６月５日、今回も終いを伸ばす調教を課せられています。どうしても併走相手の２歳新馬に届かないですがグルーヴィなりに最後までしっかりと伸びていますし悪くないと思います。まだレースまで２週間ありますし、十分に仕上がりますね。とくかく掲示板ではなく最後の芝１４００ｍですし勝ちたいですね。

　６月８日、併せ馬で一杯に追い切られました。全体の時計はひと息ですが終いの伸びが素晴らしいですね。いつになく良い動きだと思います。目標のレースは未勝利クラスとしては芝１４００ｍの最終戦となるレースで節が少々あってもゲートインできるか微妙ですが、この状態なら是非出走して欲しいですね。前走以上の走りが期待出来ると思います。
　デイリー馬三郎では”まずまずＣ”とどちらかと言えば低めの評価です。
　以下は同日（６月８日）更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「先週の追い切り後も特に馬体に異常などは見られず、順調に調整を進められています。今朝は坂路で併せて追い切ったのですが、少し重たくなった馬場の中をラストまでしっかりと動くことができていましたし、いい内容の調教を消化することができました。ひと追いごとに状態は上向いてきていますから、予定どおり来週の競馬に向けて調整を進めていきたいと思います。ただ、芝の短いところは節の兼ね合いで確実に出走できるとは限らない状況なので、もし来週が厳しそうならばスライドしていくことも考えています」（西村師）１９日の阪神競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）に松若騎手で出走を予定しています。
　鞍上は松若風馬騎手を確保しているということです。そりゃ、除外の可能性もあるのでそんなに良い騎手は確保出来ないと思いますが、松若風馬騎手ならそんな中でも楽しみですね。

　６月１１日、格上馬を大きく後ろから追走して最後で同入する予定したが、最後は脚が上がってしまい僅かに届きませんでした。全体の時計もそんなに速くないですし、このくらいなら最後までしっかりと伸びて欲しかったですが未勝利戦で苦しんでいるグルーヴィですし、こんなものなのでしょう。
　ただ、一杯に追い切れていることは高評価ですし、良い状態で本番を迎えられそうです。

　６月１４日、１５−１５ですが、終いだけ１４秒で追い切られました。終いを伸ばす調教を重点的に課せられています。

　６月１５日、２歳馬相手にかなり後ろから追走して最後はしっかりと同入しています。上がりも１２秒台と良い感じですね。グルーヴィタイム史上追い切りとしては今回が一番良い動きだと思いますが、如何せん今週出たいレースに除外されてしまったんですよね。良い状態の時に出られないというのは運もないですねぇ。
　デイリー馬三郎でも”動き軽快Ｂ”と高い評価でした。
　以下は６月１６日に更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「昨日、坂路で併せて追い切りました。道中はほぼ馬なりで終いだけサッとやった程度だったのですが、ここに来て動きはさらに良くなってきているなという感じがします。獣医さんに馬体のチェックをしてもらっても『だんだんしっかりとしてきたね』と言ってもらったほどで、状態面の問題はなかったのですが、残念ながら今週の競馬は除外となってしまいました。この後は状態を見ながら来週以降の番組を検討していきます」（余田助手）１９日の阪神競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）非抽選除外となりました。この後は来週以降の競馬を目指していきます。
　ということで、陣営としても良いと思える状態だったということです。この良いときに出走できないのは本当に残念です。

　６月１９日、出走予定だった日にこうやって調教を積んでいるのは虚しいですが、この日の１４００ｍ狙いは常道ですし、逆に慌ててダート戦でも出されたら大敗は確実ですから、ここはジッと我慢ですね。この追い切りでも終いにかけて伸びて行っていますしまだ良い状態をキープできていると思います。

　６月２２日、一杯に追い切りましたが、今週は芝は１６００ｍと１８００ｍしかなく出馬想定はされていません。・・・ということは次走は７月３日　中京３Ｒ　３歳未勝利　芝１４００ｍ　混合が最有力と思います。
　追い切りの内容はいつもの終い重点で、しっかりと１２秒台で上がれていますから状態は良いと思います。来週はサッとやってでいいのではないでしょうか。
　デイリー馬三郎では”目立たずＣ”と低い評価です。
　以下は同日（６月２２日）更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「先週の除外は残念でしたが、その後も大きな問題はなく順調に調整できています。ほぼ体はできていますし、今朝は単走で終いだけサラッと伸ばすような感じだったのですが、軽い脚取りでよく動けていましたよ。馬はだいぶしっかりとしてきているなと思わせてくれますね。除外の影響も感じられずテンションが上がってくるようなこともありません。中京開幕週に芝１４００ｍの番組があるので、今のところはそこを目標に調整を進めていく予定です」（西村師）７月３日の中京競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）に松若騎手で出走を予定しています。
　やはり昼に予想した７月３日の中京３Ｒを目指すようですね。
　過去勝ち負けにこだわらず、とにかく出走手当が欲しいだけのＹ社愛馬（特に関東預託）なら、この状況においても適距離無視で翌週出走。お約束の使い減りをさせただけの大敗でガッカリさせたものです。
　芝の短距離がでられなければ特に番組の多いダートの中距離にいきなり出走なんて幾度も目にしました。
　こんなことをしたって、結局最後でバテて大敗するんですよね。
　そこに行くと適切な番組まで待つという今回の西村真幸先生の判断は私は評価が高いですね。来週は未勝利クラスとしては最後の芝１４００ｍ戦ですし確実に出走に至って欲しいですね。
　そして馬の状態も良い状態のようですし楽しみですね。

　６月２５日、終いだけ１４−１３で追い切られました。とにかく終いを伸ばす調教に専念されており、これが巧くレースで機能して欲しいですね。同じく３歳未勝利馬のレンベルガーが先週１５着大敗でしたし、グルーヴィには頑張って欲しいものです。

　６月２９日、松田博資厩舎のようなテンはゆっくり、終いを伸ばす調教を課せられています。最後は併走馬に遅れを取りましたが、しっかりと伸びていますので良い状態だと思います。
　デイリー馬三郎では”仕上十分Ｃ”という評価です。
　以下は同日（６月２９日）更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて終い重点の追い切りを行いました。先週までで態勢は整っていますし、時計としては３ハロンからです。最後は少し遅れましたが、こちらが先行して目標にされる形でしたから、ラスト１ハロンしっかり伸ばせれば十分でしょう。動き自体も良かったですし、あとは今週こそ出走できることを祈るのみです」（西村師）７月３日の中京競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）に松若騎手で出走を予定しています。
　ということで、動きは良かったというものの、出走は神頼みです（笑）。想定表では厳しいですが・・・。

　７月１日、除外続きで出たいレースに出られず、せめてもの償いに西村真幸調教師自ら調教をつけていただきました（冗談ですよ）。１４−１４程度の追い切りです。そろそろ２度の除外でコズミが気になるところです。最適な条件（芝１４００ｍ）はなくなってしまいましたが、次週は１度使いたいところです。


　７月６日、今回も西村真幸調教師に調教をつけていただきました。すでに２度の除外でコズミ（筋肉痛）などが心配されるところですが今回も終いまでしっかりと伸びていますし状態は良さそうです。常に終いを伸ばす調教を課せられていて、本番でも最後に凄い脚で伸びてきて欲しいですね。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ａ−」です。調教の意図がはっきりとわかりますし、追い切り本数も申し分ありません。力を出せる状態だと思います。
　競馬ブックでは”活気十分”、デイリー馬三郎では”仕上十分Ｃ”とどちらも高評価です。いや、高評価と思いたいですが、デイリー馬三郎ではＣ評価ですね（苦笑）。
　以下は同日（７月７日）更新されましたクラブ公式ＨＰグルーヴィタイムの近況報告です。
「昨日、私が跨って坂路で追い切っています。いつでも出走させることができるくらい体はもう仕上がっていますから、終いだけサラッと伸ばす程度に留めたのですが、軽くていい動きを見せてくれていました。暑い時期に除外が続いた影響も感じられず、ここまでしっかりと乗り込むことができているように、状態面の心配はありません。水曜午後の想定段階では抽選対象だったので、何とか突破してくれと思っていたのですが、無事に出走が確定してホッとしています。前走は窮屈な場面もあったので、うまく流れに乗せてスムーズな競馬ができればいいですね」（西村師）９日の中京競馬（３歳未勝利・芝１６００ｍ）に松若騎手で出走いたします。
　ということで、除外の影響はなく状態面での心配はないということで安心ですね。

●気になる出馬想定表（７月９日　中京４Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに２５頭が出馬想定されています。想定表ですと、グルーヴィタイムは出走順位１５番目でようやく出走に漕ぎ着けそうです。それにしても５月の１節の馬で抽選になりそうですし、いやはや優先権がないと次も随分と出られそうにありません。

●出馬確定表

表中　騎手の太字は乗り替わり

ようやく確定してくれました。

●中京芝１６００ｍコース解説

　フルゲートは１６頭。

有利な枠順	外枠
有利な脚質	差し
ポイント	スピード、瞬発力
種牡馬ベスト	ディープインパクト、ダイワメジャー、マンハッタンカフェ
連対騎手ベスト	川田将雅、福永祐一、浜中俊、ミルコ・デムーロ、松山弘平
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬
２歳未勝利
２歳５００万
２歳オープン
３歳未出走
３歳未勝利
３歳５００万
古馬５００万
古馬１０００万
古馬１６００万
古馬オープン

●騎手は松若風馬騎手　ほっさん評価「Ｃ」

　今回もグルーヴィタイムの鞍上は前走に引き続き松若風馬騎手です。節が空いているとは言え、人気の条件への出走で除外の可能性もありましたから、早めに良い騎手を押さえていただいたと思います。


　松若風馬騎手と言えばグルーヴィタイムの前走１３番人気と低評価ながら３着馬に肉薄する６着と上位に持って来ていただいた騎手で、当然今回もお願いしたいところです。今回は掲示板を確保して欲しいですね。


　松若風馬騎手はデビュー前から評判の高い騎手で３年目を待たずしてすでに１００勝を達成しており、減量の恩恵はもうありません。しかし、その減量の恩恵がなくなった３年目はすでに２０勝しており技術の向上と競馬サークルからの期待の大きさを窺わせます。


　２０１６年７月８日現在、ＪＲＡ通算１３６勝。内重賞２勝。先月マーメイドＳをリラヴァティで勝ち重賞２勝目を挙げた。勝率７．９パーセント、連対率１４．５パーセントと３年目にしてはまずまずの数字。昨年（２０１５年）は６０勝、勝率８．３パーセント、連対率１４．７パーセント。２年目で確実に数字を挙げてきた。そして３年目を待たずして１００勝に到達し減量の恩恵はなくなった。その減量の恩恵のなくなった今年（２０１６年）はここまで２９勝、勝率７．３パーセント、連対率１３．５パーセントと通年の成績を少し下回る。


　松若風馬（まつわか　ふうま）は１９９５年９月４日生まれの２０歳。日本中央競馬会（ＪＲＡ）栗東トレーニングセンター所属する２０１４年デビューの３年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有しているが、障害戦での騎乗は１度もない。音無秀孝厩舎所属。父は装蹄師で、サクセスブロッケン、ローレルゲレイロ、アンライバルドなどの装蹄を担当した松若勝。

　滋賀県出身。装蹄師である父に連れられ幼い頃から競馬場に通い、小学校から乗馬を始めた。デビュー前の抱負では、内田博幸騎手を目標とするジョッキーとして挙げていた。

　２０１４年２月に競馬学校を３０期生として卒業し騎手免許を取得する。同期は小崎綾也、義英真、木幡初也、井上敏樹、石川裕紀人、そして騎手免許を再取得した柴田未崎がいる。

　２０１４年３月１日、音無秀孝厩舎所属としてデビュー。阪神８Ｒでサンライズマーチに騎乗し、１６頭立ての４着。初勝利は翌３月２日、小倉２Ｒでトレノカチドキで優勝。デビュー２戦目で初勝利を挙げた。その約２０分前に行われた阪神１Rで同期の義英真が初勝利を挙げたため、新人一番乗りの勝利は逃している。


　２０１４年７月２０日、中京９Rのマカオジョッキークラブトロフィーでホープタウンに騎乗。当初騎乗予定だった武豊が６Ｒで落馬負傷し、急遽乗り替わりとなった代役で特別レース初勝利を挙げた。

　２０１４年は最終的に４７勝を挙げ、関西新人騎手の中で最多勝かつ騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞新人賞を受賞した（この年は小崎も、同期よりも２ヶ月程度遅い４月１９日デビューの状況下で３８勝を挙げ、「新人特別賞」を受賞。２名の受賞となった。）。また、関東新人騎手を含めても最多勝かつ３０勝以上のため、ＪＲＡ賞最多勝利新人騎手も受賞した。ＪＲＡ賞最多勝利新人騎手は、２０１０年の高倉稜が受賞して以来、３０勝以上をあげた新人騎手がいなかったため、４年ぶりの対象者となった。

　２０１５年８月９日の小倉記念でアズマシャトルに騎乗し１着となり２０１４年にＪＲＡデビューした騎手の中で最初の重賞勝利となった。同年１１月２３日、京都３レースで、ローザルージュが１着となり、ＪＲＡ通算１００勝を達成した。デビューから僅か２年目で減量が取れることになった。


　２０１４年デビューの新人騎手６人の２０１６年７月８日までの騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬　１３６勝
石川裕紀人　７８勝
小崎綾也　　６５勝
義英真　　　４３勝
井上敏樹　　３４勝
木幡初也　　２６勝

　ということで、同期の中でも最も勝ち数を伸ばしています。

　ほっさん愛馬での成績（６戦０勝）

　２０１４年　５月２４日　ラフェドフルール　３歳未勝利　　　　　　　　　　　　新潟ダ１８００ｍ　１５着／１２番人気
　２０１５年　４月１２日　マデイラ　　　　　　福島民報杯　４歳上オープン　福島芝２０００ｍ　１０着／１３番人気
　２０１５年　８月　８日　サンフレイム　　　５００万下　　　　　　　　　　　　　小倉ダ１０００ｍ　８着／５番人気
　２０１５年　８月１６日　ベルディーヴァ　　３歳未勝利　　　　　　　　　　　　　小倉ダ１７００ｍ　１０着／５番人気
　２０１６年　３月　５日　サンフレイム　　　５００万下　　　　　　　　　　　　　小倉芝１２００ｍ　１６着／１２番人気
　２０１６年　４月３０日　グルーヴィタイム　３歳未勝利　　　　　　　　　　　　京都芝１４００ｍ　　６着／１３番人気
　２０１６年　７月　９日　グルーヴィタイム　３歳未勝利　　　　　　　　　　　　中京芝１６００ｍ　　　着／　番人気

２０１４年６月２８日　阪神１２Ｒ　５００万下でアップアンカーに騎乗する松若風馬騎手（１０番人気／１３着）。

これ以降は２０１６年７月８日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「コスモスコルピウスは前走、速いラップを刻んで１ハロンでも３馬身強のリード。ハナなら渋太いし、道悪もプラスに。サトノケンシロウは素質では一番。ただ、良馬場向きのイメージ。オーバーカムも上位へ。」


短評は「主力対等」


予想家の印

馬名	長岡利	山田理	西村敬	ＣＰＵ
コスモスコルピウス	△	△△	◎	○
スターストリーム				穴
オーバーカム	○	◎	▲
タマモグラツィエ	△	△	△	△
エイシンミレレ			△
テーオーピコタン	△△	△	△	△△
ムーチャスエルテ	▲	▲	△△	◎
グルーヴィタイム				穴
サトノケンシロウ	◎	○	○	▲

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
サトノケンシロウ	３．２
ムーチャスエルテ	３．７
コスモスコルピウス	４．９
オーバーカム	６．１
テーオーピコタン	１０．８
タマモグラツィエ	１３．１
エイシンミレレ	２１．２
スターストリーム	２９．４
グルーヴィタイム	３２．３
トウショウビクター	３４．０
セルデューク	４１．３
エデインバラ	４２．３

以下４３倍以上省略



スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
グルーヴィタイム	６４	５８	５６	６４
サトノケンシロウ	７５	６５	７０	７５
ムーチャスエルテ	７６		７１	７６
コスモスコルピウス	７５	６８	６３	７５
オーバーカム	６８		６６	６８
テーオーピコタン	６７	６５	６５	６７

デイリー馬三郎

本紙の見解

「ディープ産駒でも渋化馬場をこなす○、爪は微妙でもパワーがあり上積み絶大の▲は気になる存在。しかし藤原英厩舎らしいメリハリのある調整で万全の仕上がりを示す◎ムーチャスエルテの牙城は揺るがない。センスがあり舞台も問題なし。〈吉田〉」

◎　ムーチャスエルテ
○　サトノケンシロウ
▲　オーバーカム
×　コスモスコルピウス
☆　テーオーピコタン
△　トウショウビクター
△　タマモグラツィエ
△　エイシンミレレ

グルーヴィタイムは本紙無印(>_<)


グルーヴィタイムは全１３記者中　☆（５番手評価）　２記者、△（６番手以下評価）　２記者、無印　９記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グルーヴィタイム（６着）

　「溜めればしっかり脚を使えますし、１４００ｍの流れも合いますね。ただ、直線ゴチャついてうまく捌けないところがあって、あそこがスムーズならもっと上の着順を狙えていたと思います。うまく乗れず申し訳ありませんでした」（松若風馬騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

　「うーん、できれば５着が欲しかったですね…。状態はかなり良かったのでやれるという手応えはありましたし、あとは流れひとつだと思っていたのですが、１４００ｍのペースもこの馬には良かったようです。上位とも差のない競馬ができているだけにあとひと押しだとは思います。ただ、この条件で優先出走権がないとなると７〜８節は間隔が必要になりますし、一度放牧に出させていただくことになるかもしれません」（西村真幸調教師・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●各陣営のコメント

グルーヴィタイム

　「前走は掛からずに運べていた。出来は上向きで、ここも折り合い次第だろう。」（西村真幸調教師・デイリー馬三郎）

　「今週の坂路でいい動き。状態は良さそうだよ。以前１６００メートルに使った時は道中でぶつかって掛かってしまった。スムーズなら。」（西村真幸調教師・競馬ブック）

●ほっさん予想

　 ２度の除外を経てようやく出走に漕ぎ着けました。

　芝１４００ｍ希望でしたが残念ながら非抽選の除外。３歳未勝利戦としてはもう芝１４００ｍの番組はなく、仕方なく次にベストと思われる芝１６００ｍに投票しました。この選択は満足ですね。

　未勝利戦末期のこの時期に、ならばダートだデタラメな距離延長だと妥協してレースに出してしまう調教師さんも少なくないですが、このパターンは大抵大敗してそこで見切りをつけられ、馬主としては不満が残るものです。

　松若風馬騎手も２度の除外にお付き合いいただき、今回もまた体を空けてくれていました。

　相手が強く大敗するかも知れませんが悔いはありません。

　それにしてもこのレース、有力馬がことごとく不利と思われる大外に行ったとほくそ笑んでいたらグルーヴィも展開とゲートとスタートと全て恵まれないと掲示板も厳しそうなのに有力馬にお付き合いしての大外枠(>_<)。

　勝てない馬って除外もそうですが、運もないですよねぇ。

　厳しいと思いますが掲示板に載ってくれれば万歳です。

これ以降は２０１６年７月１２日に作成

●パドック

　当日は私は仕事で競馬場へ行けませんでしたが、タテヤマ様がクルークハイトの応援に現地にいらっしゃり、グルーヴィタイムの写真も撮ってきてくださいましたのでご厚意に感謝して掲載させていただきます。写真は全てタテヤマ様撮影です。

メンコは格好いいのですが動画で見ていると煩い感じでしたね。



グルーヴィタイムの馬体重は前走同様４２４キロ。

●本馬場入場

松若風馬騎手とグルーヴィタイム。



前走の走りを引き出してくれッ！！

●レース　

グルーヴィタイムのスタートはなかなか良いのですが二の脚がつかずズルズルと後退します。最近私の愛馬はこのパターンが多いです。



現在１４番手辺り。結局１５番手を追走することになります。



芝ですからこれだけ後ろでも悪くないのですが、何せ不良馬場。雨も激しいですし、そんなに後ろからでは届かないですよね。



これはパトロールビデオから。



馬場が良ければ最後に切れる脚が炸裂して勝ち負けということもあるでしょうが、馬場が悪いと良い脚はなかなか出せませんから前が残りやすいですよね。



２コーナー。



向正面では少しでも馬場の良いところを通ります。



他の馬たちも全体的に少し中寄りの走行位置です。内は悪いんでしょうね。



３コーナー手前。



こうやって見るとやはり馬場が相当傷んでいます。



３コーナーではまだこれだけ後ろ。



このままこの位置で終わってしまうのではないかと心配になります。



ですがグルーヴィタイムは道中は折り合いもつき脚を溜めています。



４角では大外に持ち出し追い出します。



さあここから。



大外の馬場の良いところを走ります。



なかなか見れる脚で上がってきます。



ただ、勝ち負けまでは絡めそうにありません。



それでも掲示板はなんとか・・・。



５着から僅かにハナ差届かずの６着。次走への優先権を逃してしまいました。

●時計の評価

　今回のグルーヴィタイムの走破時計は１分４０秒２不良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で１分３５秒４、勝ち馬の時計は１分３９秒５でした。

　この日は芝の全てのレースで時計を要しておりデコボコの馬場だったと言えます。グルーヴィタイムは勝ち馬から０秒７離されていますから、やはり道中の位置取りが後ろ過ぎますね。それでも良馬場ならもう少し肉薄できたかも知れません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グルーヴィタイム（６着）

　「１４００ｍでも少し行きたがるところがありましたし、今日はマイルということで、折り合い重視で出たなりで進めました。さすがに重い馬場ということもあってか、モタモタして思ったより後ろからになってしまいましたが、直線に賭けようと外に出してからは期待どおりのいい脚。ただ、あと一歩で優先出走権を確保できなかったのは、交わしたと思っただけに申し訳なく思います。今日はかかるところもありませんでしたし、終いを活かす競馬は合っています」（松若風馬騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

　「いい状態をキープしていたし、最低でも優先出走権は確保したいと思っていただけになんとも残念。できれば中京でもう一度使いたいところでしたが、少し間隔を空けなければならないでしょう。ただ、今日のように終いに賭ける形ならある程度距離の融通が利くことは分かりましたし、少し間隔を空けて出走状況など見ながら調整したいと思います」（西村真幸調教師・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　出走奨励金が１着賞金４８０万円の７パーセントで３４万円。特別出走手当が３８．４万円。合計７２．４万円。１口で割りますと１５００円程度になると思われます。

●今後の展望

　この終いの脚を見ればある程度能力があることはわかりますし、とにかく勝ち上がって欲しいですね。ただ、道中のポジションがほぼ最後方ですから、あんなに後ろからですとなかなか勝つまでは難しいですよね。もう１段２段前で競馬が出来ればと思います。

　しかし、芝のレースは３歳未勝利戦としてはもう番組数が少なく、次回優先権を逃せば次が最後の出走になるでしょうし後がないですね。１つ勝つことができればいずれもう１つ勝てそうな決め脚を持っているだけになんとか勝ち上がって欲しいですね。

●最後に

　公私共に忙しく、更新が後手後手になりました。格段に強さは感じないものの、終いの脚が魅力のグルーヴィタイム。こういう決め手のある馬は毎回レースが楽しみですし、勝ち上がってこれから何戦もこの脚を見せて欲しいですね。

　それにしても除外除外で出たいレースになかなか出られませんでした。しかし、西村真幸先生は安易に妥協せずベストのレースを追いかけてくれて今回の６着好走に繋がったと思います。

　予定のレースを除外されたからと言って、頭数の揃いづらい長距離戦やダートの中距離戦に安易に再投票し出走させ、大敗させてしまう調教師も少なくありません。その手の大敗は馬主として納得出来ませんが、今回のようにベストを求めての仮に大敗でも「仕方がないな」と諦めることが出来ます。

　今回最も希望していた芝１４００ｍに２度除外され、３歳未勝利戦としては芝１４００ｍはなくなってしまいました。そうなると次はハービンジャー産駒ですし芝１２００ｍではなく芝１６００ｍがベストと思われるわけですが、その通りのレースに出走。１６頭立て６着と上位の結果を残してくれました。

　今回の走りからどうやら距離はもっと延びても良さそうだと言うことがわかりましたし、選択肢も増えそうです。まさに怪我の巧妙ですね。

　そして松若風馬騎手も２度の除外の時もグルーヴィタイムの為に体を空けていただいておりましたし、今回も想定段階では除外対象でしたがグルーヴィに騎乗すべく他馬の騎乗を断っておられました。これも嬉しいですね。前回に引き続き今回も素晴らしい騎乗でしたし、グルーヴィの主戦として勝ち上げて欲しいですし、勝ち上げてからもずっと騎乗して欲しいですね。

　残念ながらハナ差で優先出走権を逃してしまいましたので次走はどこに出られるかわかりませんが、中距離戦なら短距離戦よりも出られる可能性が高いでしょうし、早い再登場を心待ちにしています。

　頑張れ、グルーヴィタイム！！

最後までご愛読ありがとうございました

２０１６年５月９日立ち上げ　３０日、６月２日、５日、９日、１４日、１６日、１７日、２０日、２２日、２８日、３０日、７月４日、１１日、１２日、１３日加筆

グルーヴィタイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１６年　４月３０日　第４戦　３歳未勝利　京都芝１４００ｍ　（６着／１３番人気）

２０１６年　３月１２日　第３戦　３歳未勝利　阪神芝１４００ｍ　（１２着／６番人気）

２０１６年　１月２３日　第２戦　３歳未勝利　京都芝１６００ｍ　（１０着／５番人気）

２０１５年１０月　４日　デビュー戦　２歳新馬　阪神芝１４００ｍ　（５着／７番人気）

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